全てのものの中に何かが宿っていて
いつしか大人になると消えてしまうのかな
聞こえる？緑の声が 聞こえる？空気の声が
寄り添う 私の隣で 囁くの
貴方の心に手を当てることなく
私には分かるの その痛みが
私のお城には何も無くて
シンクロする世界を分離する
擦り切れた神経を癒すでしょう
真っ白な両腕に 生きづらさを抱えて
自分の弱さを 責め立てたわ
言葉を持つものは 私には重すぎて
貴方の声色も 時に心を掻き乱す
私のお城には何も無くて
静けさだけが横たわる
乖離しそうな精神を癒すでしょう
貴方と同じ朝も
貴方と同じ夜も
複雑に映り込む
ねぇ 分かるかな
私のお城には何も無くて
静けさだけが横たわる
暗闇が明日にそっと導くでしょう
幼い頃聞いた声を
私は今も探してる
緑の声 空気の声 そこに在るから
抱き締めてあげて
複雑な世界に生きる私達
大丈夫だって
ヒトリじゃないから
ヒトリじゃないから